第九回読書会★報告 2011年8月20日実施 テーマ本『都会のトム&ソーヤ』
第9回読書会★報告
参加人数4名(女子3男子1)。大人スタッフ2名。合計6名で、本のお話をしました。
今回はこんなことを話し合いました♪
流れ
1、ニックネームで、簡単な自己紹介。
2、テーマの本『都会のトム&ソーヤ』、についてのトーク。
3、休憩。
4、みんなのおすすめ本の紹介。
5、本日の感想
★自己紹介では、「ニックネーム、学年、住んでいるところ、さいきんハマッている&はやっていること、もの」を話しました。
さいきんハマッている&はやっていることは……?
スイーツデコ。シリコンホイップでデコるのをやってます。においがきつい。 テニス部なのでテニス。夏休みはずっとやっている。 『図書館戦争』にはまっている。 テレビで『海がきこえる』を観てから、ひと昔前の学生がしゃべるのをまねするようにしている。今の人と違って丁寧なしゃべり方をしている。かかとの高い靴を履くと、人を見下ろせるのが気持ちいいから履いてる。 …などなど。
★『都会のトム&ソーヤ』について
二人の友情が好き。 はやみねさんの作品が好き。「怪盗クイーン」とか。 昔のネタが多いから、子どもたちにわかるのかな。 イントロのところとか工夫している。章タイトルも面白い。 「トム&ソーヤ」のトムという名前の由来は読者投票できまったの? 講談社のサイトにYAエンターティメントのホームページがある。ウィキペディアにいろいろ書いてある。 トムが切り抜けたり、ソーヤが無駄知識を披露するところがいい。 シャドー保育で笑った。 内人が砦に行くところで、何でもないところから危機を乗り越えてくるところ。サバイバル能力が凄い。 栗井栄太とのやりとり。ライバル関係がいい。 一巻目を読んでいるとき、いつトムが出てくるのかなと思った。最後まで出てこなかったので、それが印象に残りました。 二人が特技が違っていて、補い合っているところがいい。 女の子のキャラどう思う? 作者が女の子に恵まれてないのでは……。 どの巻も時限爆弾や時間制限などでストーリーの流れにスリルの工夫をしている。 相手に挟んである小話が学校のエピソードなので、身近になる。好きななる。 内人がつくるサバイバルの道具が、自分で作れそうなところがいい。 秘密の小部屋が面白い。 おばあちゃんが謎のまま。 内人と創也、どっちがいい。創也かな。 この本を読んだきっかけは? 作者が好きで、「夢水」とか青い鳥を読んでいたけど、書店で別の本が出てるので読んでみた。 創也のしゃべりかた、~タマエとか言う人っているのかな。昔の本を読んでいるせいではないか。 動揺弁当ってなんだろう。do your best なのでは? だじゃれが多い。「神のみそしる」は夢水にも出で来るから、作者が好きなんだね。 男性キャラにたいしてキザという表現が多いけれど、きっと作者はキザなやつに憧れをもっているよね。 「夢水」は一度完結したけれど、いまは新しいのが出てるね。 もし、創也だけ出るのと、内人だけ出ている本があったらどっちにしますか。 創也のほう。内人くんはいざとなるとすごいから、なにがあってもなにもなくても平気。 はやみねさんの作品は作家を目指す登場人物が多い。 創也のすごいところとだめなところの落差がいい。 創也くんが頭がいいだけだったら好きになれないけど。
…などなど。
11月に九巻がでるそうです。
★みんなのおすすめ本。
今回は自己紹介の逆回り順で、おすすめ本を紹介しあいました。
(ここでは、タイトルの50音順)
『小暮写眞館 』 宮部 みゆき 講談社
『The MANZAI 1』 あさの あつこ ポプラ文庫ピュアフル
『図書館戦争』 有川 浩 角川文庫
『ホリス・ウッズの絵』 パトリシア・ライリー ギフ さえら書房
『都会のトム&ソーヤ』 はやみね かおる 講談社
大人スタッフのおすすめ本
『彼女のためにぼくができること』 クリス クラッチャー あかね書房
『クマのあたりまえ 』 魚住直子 ポプラ社
『スピリットベアにふれた島』 ベン マイケルセン 鈴木出版
★本日の感想
みなさんに、参加した感想を書いていただきました。
今回の大人スタッフは、モグタン(YA読書クラブ世話人)、ありりん(YA読書クラブ世話人)、の2名でした。
第八回読書会★報告 2011年5月14日実施 『ギヴァー 記憶を注ぐ者』
第8回読書会★報告
参加人数2名(14歳の女子)。大人スタッフ2名。合計4名で、本のお話をしました。
今回はこんなことを話し合いました♪
流れ
1、ニックネームで、簡単な自己紹介。
2、テーマの本『ギヴァー 記憶を注ぐ者』、についてのトーク。
3、休憩。
4、みんなのおすすめ本の紹介。
5、本日の感想
★自己紹介では、「ニックネーム、学年、住んでいるところ、さいきんハマッている&はやっていること、もの」を話しました。
さいきんハマッている&はやっていることは……?
バレエをしていて先日、「白鳥の湖」の四羽の白鳥の振りつけを習ったこと。 新学期はじまって、国語の問題集を早く解くことにもえて、今年は九日で終わらせたこと。 ゆずのライブに行ってきたこと。三年なので受験生と呼ばれるようになってしまい、塾の回数が増えて忙しくなったこと。囲碁将棋部から手芸部にかわったこと。家庭科の宿題で布絵本を作ること。 …などなど。
★『ギヴァー 記憶を注ぐ者』について
表紙をみても、どんな本だかわからない。読んだら、おもしろかった。 登場人物の名前が難しくて、覚えられなくて何度も紹介を見てしまった。 登場人物紹介がネタバレになっている。 読むうちにだんだん世界観がわかってきて、解放とか、レシーバーとか、言葉がわかってきた。平穏に描いてあるんだけど、どきどきするし、こわい。 レシーバー以外の人は、すべて決められていて、生きている。それって幸せなのかな。痛みを知らないままでいられるのなら、幸せなのかな。 寝る前に宇宙って何だろうって考えるのと同じように、この本を読んだあとには、記憶って何なんだろうって、考えてしまう。 主人公がこの世界を変えようとするのではなく、べつの世界を目指すところがおもしろかった。 当たり前と思っていることを帰ることが印象に残った。 不思議な本だと思った。だんだん世界が明かされていって、ストーリーはシンプルだけど、細かなところは複雑で、いつも読んでいる本とは違う楽しみがある。わたしたちは 選べる自由があると知っているから、選べないのがいやなのかな。 決められていると楽なことはある。選んだ人に責任を押し付けられるし。自分の将来のこととか悩まないで済むのがいいなって思ったことはあるけれど、やっぱり自分の自由にできるほうがいい。 痛みがあるから愛情を知れるのでは。だから生きてることを感じられる。この本からは、そんなメッセージを感じる。 学校でも制服や校則があるので、もしかしたらそれがない世界では、日本は窮屈に見えるかも。 ギバーの世界と日本の世界は似てるかも。規律があるほうがいいこともある。 気持ちを乱されることがない世界や色のない世界は、あじけないなと感じる。人生の味気なさってそういうことかもしれない。一度知ってしまうともう戻れないよね。 「解放」の儀式ってどう? 自転車に乗る年齢が遅すぎない? でもみんなこっそり練習しているところがいいよね。本の中の世界と日本のわたしたちの世界、 どっちの世界が幸せだろう。 読んだ後で、田中芳樹の「銀河英雄伝説」を思い出した。 システムの中にいて楽をして考えないと、世の中はよくなっていかないんじゃないかとか。 高校の授業で差別を考えたとき、差別を知らないでいたら差別は消えるのじゃないかと言った子がいた反面、歴史を学ぶことは必要で、知らなければ繰り返してしまうから知っておかなきゃいけないと言った子がいた。そういう話もこの物語は含まれているのかな。この本は、いくらでも矛盾はつっこめるよね。 ザ・ギバーがみんなに知ろうよっていえば、変えられるんじゃないかな。 儀式と言えば、日本には14歳の立志式というものがあるけど、やりましたか? 知らない。10歳のときに「二分の一成人式」はありました。 もしも自分が本の世界にいたら、自分はもう「解放」されているかも。 でも放送して注意する人がいるから気をつけているんじゃないかな。
…などなど。
★みんなのおすすめ本。
今回は自己紹介の逆回り順で、おすすめ本を紹介しあいました。
(ここでは、タイトルの50音順)
『新装版 江(ごう) 姫たちの戦国 上』 田渕久美子 日本放送出版協会
『よろず占い処 陰陽屋へようこそ』 天野頌子 ポプラ文庫ピュアフル
大人スタッフのおすすめ本
『おれのおばさん 佐川光晴 集英社
『ヒトラー・ユーゲントの若者たち―愛国心の名のもとに』 スーザン・キャンベル バートレッティ あすなろ書房
『みえない雲』 グードルン パウゼヴァング 小学館文庫
『ムーンレディの記憶』 E.L. カニグズバーグ 岩波書店
『勇気ってなんだろう』 江川紹子 岩波ジュニア新書
今回の大人スタッフは、モグタン(YA読書クラブ世話人)、ありりん(YA読書クラブ世話人)、の2名でした。
文責・梨屋アリエ
第七回読書会★報告 2011年2月5日実施 第7回テーマ本『一瞬の風になれ』佐藤多佳子 講談社
第7回読書会★報告
参加人数2名(14歳の女子)。大人スタッフ2名。合計4名で、本のお話をしました。
第7回目はこんなことを話し合いました♪
流れ
1、ニックネームで、簡単な自己紹介。
2、テーマの本、『一瞬の風になれ』についてのトーク。
3、休憩。
4、みんなのおすすめ本の紹介。
5、本日の感想
★自己紹介では、「ニックネーム、学年、住んでいるところ、さいきんハマッている&はやっていること、もの」を話しました。
さいきんハマッている&はやっていることは……?
もうすぐ学校の総合学習の課外授業があって、準備が忙しい。シーズー犬を飼いだしたこと。池田学さんという画家のトークショーに行ったこと。英会話を始めたこと …などなど。
★『一瞬の風になれ』について
話題になった本だったけど、自分は足が遅くて走ることが苦手だから読んでなかった。普段読んでいるのとは違う本だった。スポーツものは『バッテリー』くらいしか読んでなかった。三浦しをんさんの『風が強く吹いている』も同じころに出て、陸上ものがつづいていたころがあった。読むうちに陸上用語がわかって楽しくなっていった。終わり方はどう思いますか? あ、ここでおわっちゃうのかって思った。大会がだんだん大きくなっていくので、ちょうどいいところで終わったと思う。1巻、2巻、3巻と楽しくがっつり読めた。主人公が0から初めて大きな大会に出て連と勝負ができるまで長く読めて良かった。陸上部だったので、速く走ることにあこがれがあったので、面白く読めた。伏線の様なものはあるのに陸上以外の部分があまりなくて、なのにタイムのことだけで読ませちゃうところがすごい。タイムが縮むことに関しては、自分は良くわからなかったけれど、本を読んで大変なことなんだとわかった。取材をしっかりして書いているところがよかった。ふたりとももともと走る才能を持っている。天才にはあこがれる。みっちゃんはすごい。理想的な顧問だと思う。お兄ちゃんが大好きな弟ってどう? きょうだい大好きというと、あさのあつこさんの 『光と闇の旅人』を思い出す。読んでいるとき川島誠の『800』を思い出した。他に佐藤多佳子さんの作品は読んでいますか。『イグアナくん~』『しゃべれども~』など。
…などなど。
★みんなのおすすめ本。
今回はじゃんけんで決めた順で、おすすめ本を紹介しあいました。
(ここでは、タイトルの50音順)
『となり町戦争 』 三崎 亜記 集英社文庫
『4TEEN』 石田 衣良 新潮文庫
『アート少女―根岸節子とゆかいな仲間たち』 花形 みつる ポプラ社
大人スタッフのおすすめ本
『風をつかまえた少年』 ウィリアム・カムクワンバ,ブライアン・ミーラー 文藝春秋
『アルケミスト―夢を旅した少年』 パウロ コエーリョ 角川文庫
第7回の大人スタッフは、モグタン(YA読書クラブ世話人)、ありりん(YA読書クラブ世話人)、の2名でした。
文責・梨屋アリエ
第六回読書会★報告 2010年11月20日実施 テーマ本『ぎぶそん』伊藤たかみ ポプラ社
第6回読書会★報告
参加人数4名(13歳~15歳の女子)。大人スタッフ2名。合計6名で、本のお話をしました。
第6回目はこんなことを話し合いました♪
流れ
1、ニックネームで、簡単な自己紹介。
2、テーマの本、『ぎぶそん』についてのトーク。
3、休憩。
4、みんなのおすすめ本の紹介。
5、本日の感想
★自己紹介では、「ニックネーム、学年、住んでいるところ、さいきんハマッている&はやっていること、もの」を話しました。
さいきんハマッている&はやっていることは……?
歴史に興味がある。義経の話や日本書紀を読んでいる。 新撰組が好き。(みんなが好きな時代は? 江戸時代。戦国時代。鎌倉。幕末。) 理科の実験。実験の準備を手伝うことがある。漫画(少年ジャンプ派)。ピアノ。バレー部をしている。バレエ。バイオリン。 テストが近いので勉強のこと。 …などなど。
★『きぶそん』について
伊藤たかみさんの本は『ミカ』のほうが好き。
語り手のガクとリリーの、両方の考え方がわかるのがいい。読み始めは関西弁が嫌だったけど、なれてきた。
バンドのことはわからないけど、良かった。この薄い本の中に色々なことがぎっしりつめこまれていて、おもしろい。関西弁が新鮮な感じで、おもしろい。
リリーとガクの絆創膏のシーンが好き。関西に住んでいたことがあるので、関西弁が懐かしい。
バンドということで『ビート・キッズ』という本を思い出した。
はじめて伊藤さんの本を読んだ。自分が味わえない青春、昭和から平成の移り変わりとバンドの青春が味わえた。
装丁が印象的。
耳たぶのシーンがエッチな感じがした。ふつう、女の子に「かわいい」って言えるのかな。
作者はリア充の青春時代を送ったに違いない。
昭和から平成に移り変わる時の話。天皇が出てくるまで、昔の話だって気付かなかった。
バイクがはやっていないから、いまの時代じゃないって気づいた。
一人称が変わる書き方で、二人の気持ちがわかるから、早く結ばれればいいのにと思いながら読んでいた。
…などなど。
作中に登場するガンズ・アンド・ローゼズの曲の一部をみんなで聞きました。
担当編集者からのお知らせ。続編が出ます! タイトルは未定。
★みんなのおすすめ本。
今回は誕生日が近い順で、おすすめ本を紹介しあいました。
(ここでは、タイトルの50音順)
『明日に続くリズム』 八束澄子 ポプラ社
『風が強く吹いている』 三浦しをん 新潮社
『銀のロバ』 アーティスト:ソーニャ ハートネット 主婦の友社
『ダークエルフ物語』 R. A. サルバトーレ エンターブレイン
『よろこびの歌』 宮下奈都 実業之日本社
大人スタッフのおすすめ本
『百年文庫』 ポプラ社
『ライオンとであった少女』 バーリー・ドハーティ 主婦の友社
★本日の感想
みなさんに、参加した感想を書いていただきました。
今回は人数が少なかったのですが、楽しかったです。 |
今回も終了時間がオーバーしてしまいました。ごめんなさい。。
楽しい時間を、ありがとうございました!
第6回の大人スタッフは、モグタン(YA読書クラブ世話人)、ありりん(YA読書クラブ世話人)、の2名でした。
文責・梨屋アリエ
第五回読書会★報告 2010年8月21日実施 テーマ本『カラフル』森絵都
第5回読書会★報告
参加人数6名(12歳~20歳の男女)。大人スタッフ3名。合計9名(他、大人の見学者2名、子どもの見学者1名)で、本のお話をしました。
第5回目はこんなことを話し合いました♪
流れ
1、ニックネームで、簡単な自己紹介。
2、テーマの本、『カラフル』についてのトーク。
3、休憩。
4、みんなのおすすめ本の紹介。
5、本日の感想
★自己紹介では、「ニックネーム、学年、住んでいるところ、さいきんハマッている&はやっていること、もの」を話しました。
さいきんハマッている&はやっていることは……?
はやりもの。はまっているもの。 受験勉強。ゲーム(DSのファイヤーエンブレム)。のんびりしている。 読書。手芸。筆ペンを使うこと。音楽聞いたり、部活で打楽器の演奏をしたり。 「0655」という教育番組の「おれ、ねこ」をみてる。 「女子のときメモ」をやってみたけど、ときめかなかった。(ジャニーズの)嵐。パソコン。読書。 初音ミク。 …などなど。
★『カラフル』について
真剣なテーマを話題にしているところで、ちいさなボケ、小ネタがおもしろい。ぬかりなく書いてある。おもしろさがあちこちにある。
斬新な発案だと思う。生と死についてわかりやすく書いてある。
生まれ変わったりする話は、いろんな本に書いてある。でも、それが自分だったということが、珍しくて、作者の工夫が入っているところが、よい。
早乙女君がいい。友達にいてほしい。
リアルな話でおもしろい。森さんの世界はおもしろい。
『ダイブ』を先に読んで、『カラフル』を読んだから、読みはじめが軽い感じがしたけれど、読んでいくと、ぞくっとした。最後のほうのオチが珍しくて、おもしろかった。色がなかった自分の生活が、色づいてくる。絵を描いていることにもつながっていく。進学するのに絵の学校ではなくて、友達と同じ学校に行くという場面でぐっときた。お兄ちゃんが弟のことを考えているところとかも良かった。
夕べ読み直していて、お兄ちゃんに「猿でもよかった?」と聞いたシーンで号泣してしまった。 重たいテーマだけど、主人公が体を借り物として、一歩引いているところが、読み手として一緒に入っていけた。
一度死んでみないとわからないことがあるのかなあと思う。
主人公が犯した罪がなにかだんだんわかってくるところが良かった。最後を読んだときに感動した。
…読み始めたとき、どんな罪なのかと思った?
連続殺人。自爆テロ。殺人とか、万引きかなと思った。
伏線があっていい。
人生は長いホームステイみたいなものだ、という考えは、なかなかそうは思えない。 借り物の人生ではなく自分の人生だから、ちょっと納得できない部分だった。そんなふうにできれば幸せだけど。 ものすごくつらいときに考えたら、ちょっと楽になるかも。
…母親の不倫についてはどう?
「ぼく」は不倫のことよりも家族との裏表が、いやだったのではないかな。不倫自体は気にならなかった。
…売春していたひろかちゃんについては?
ひろかちゃんには共感できなかった。 欲しいものは時間をかけて手に入れた方がいい。貯金をするべき。 ひろかちゃんの主張は「大人になってからそのスニーカーがほしい?」と聞かれたとき、なっとくできた。だから論破できない。
「ぼく」が真だとわかったとき、二万八千円のスニーカーを買ったことを後悔したところがおもしろい。
佐野唱子と真の場面がよかった。佐野唱子のことをまったく記憶にないって、どうなの? 男子って好きな子以外はそうなの? 恋をしたことがないから自分にはわからない。そんなことはないと思う。
…プラプラは本当にいたのかな。
いたと思う。配給品の日傘とか、書いてあるし。配給品だと何度もこだわっていたところがおもしろい。
…などなど。
★みんなのおすすめ本。
あみだくじで順番を決めて、おすすめ本を紹介しあいました。
(ここでは、タイトルの50音順)
『キノの旅―The beautiful world』 時雨沢 恵一 メディアワークス
『ゴールド・フィッシュ』 森絵都 講談社
『水滸伝 1 曙光の章』 北方 謙三 集英社
『スリースターズ』 梨屋アリエ 講談社
『トラム、光をまき散らしながら』 名木田 恵子 ポプラ社
『床下の小人たち』 メアリー・ノートン 岩波少年文庫
大人スタッフのおすすめ本
『ショート・トリップ』 森絵都 理論社
『放課後の音符』山田詠美 新潮文庫
『レモネードを作ろう』 ヴァージニア・ユウワー・ウルフ 徳間書店
★本日の感想
みなさんに、参加した感想を書いていただきました。
カラフルには色々なキャラクターがいて話しやすい本でした。 |
今回も終了時間がオーバーしてしまいました。ごめんなさい。。
楽しい時間を、ありがとうございました!
第5回の大人スタッフは、ティモシー(会場提供の編集者)、モグタン(YA読書クラブ世話人)、ありりん(YA読書クラブ世話人)、の3名でした。
文責・梨屋アリエ
第5回の募集にあたり、たくさんの皆様に告知のご協力をいただきました。ありがとうございましたm(_ _)m
第四回読書会★報告 2010年5月22日実施 テーマ本『穴 HOLES』ルイス・サッカー
四回読書会★報告
参加人数4名(13歳~15歳の女性)。大人スタッフ3名。合計7名(他、見学者1名)で、本のお話をしました。
第四回目はこんなことを話し合いました♪ 流れ ★自己紹介では、「ニックネーム、学年、住んでいるところ、さいきんハマッている&はやっていること、もの」を話しました。 さいきんハマッている&はやっていることは……? ★『穴』について だいぶ昔に読んでみて、今回もう一度読んでみた。おもしろかった。グリーンレイクの昔の話やひいひいじいさんののろいの話が順番になって出てきて、どうなっていくのか気になりながら読んでいくのがおもしろい。 ★みんなのおすすめ本。 ★本日の感想 みなさんに、参加した感想を書いていただきました。
今回も終了時間がオーバーしてしまいました。ごめんなさい。。 第4回の大人スタッフは、テンテン(会場提供の編集者)、モグタン(YA読書クラブ世話人)、ありりん(YA読書クラブ世話人)、の3名でした。 文責・梨屋アリエ |
第4回の募集にあたり、たくさんの皆様に告知のご協力をいただきました。ありがとうございましたm(_ _)m
第三回読書会★報告 2010年2月20日実施 『ぼくらの七日間戦争』宗田理
第三回読書会★報告
参加人数10名(12歳~19歳の男女)。大人スタッフ3名。合計13名で、本のお話をしました。
第三回目はこんなことを話し合いました♪ 流れ ★自己紹介では、「ニックネーム、学年、住んでいるところ、特技&さいきんハマッていること」を話しました。 さいきんハマッていることは…… ★『ぼくらの七日間戦争』について テーマ本の「学生編」のシリーズをぜんぶ読んだ人は三人もいました。シリーズを途中まで読んでみた人は、三人でした。 ★みんなのおすすめ本。 ★本日の感想 みなさんに、参加した感想を書いていただきました。
今回も終了時間がオーバーしてしまいました。ごめんなさい。。 第三回の大人スタッフは、 ピノコ(会場提供の編集者)、モグタン(YA読書クラブ世話人+テーマ本担当編集者)、ありりん(YA読書クラブ世話人)、の3名でした。 文責・梨屋アリエ |
第三回の募集にあたり、たくさんの皆様に告知のご協力をいただきました。ありがとうございましたm(_ _)m
第二回読書会★報告 2009年11月28日実施 『RDG』シリーズ 荻原規子
第二回読書会★報告
参加人数8名(13歳~19歳の男女)。大人スタッフ4名。合計12名で、本のお話をしました。(他、見学者2名)
第二回目はこんなことを話し合いました♪ 流れ ★自己紹介では、「ニックネーム、学年、住んでいるところ、さいきんハマッていること」を話しました。 さいきんハマッていることは…… ★『RDG』シリーズについて 泉水子さんの「変わりたい」と思うところが、自分と同じ女の子なんだな、と思った。でも、姫神さまがいて、すごいな、と。 身長が高くて筋肉ついてる男が好き。野々村さんや雪政さんのような人がいたらいいなと思う。現実ありそうなファンタジー。感情移入がしやすい。深行くんのキャラ変がおもしろい。スピード感がいい。 雪政さんがかっこいい。いたら好きになっている。泉水子さんが前髪を切ると、くせっ毛ではねたのが、自分と一緒でうれしかった。話が先が見えない展開。 深行くんのギャップが好き。 泉水子ちゃんが変わりたいというところに共感。変わった環境が羨ましいけど、変わっていたら嫌だなとも思う。 すごく不思議な設定だったので、すごくびっくりした。現代の高校だけど、からみが斬新。 深行が好き。大人たちの勝手になりたくないとか、なりたいものになりたいと意志を貫こうとする。泉水子が困っていると、守ろうとして優しさがでてしまう、男の子らしさにキュンとする。ずっと書いていてほしい。 『西の良き魔女』のイメージがあって、タイトルがいい意味で期待を裏切る。 日本のしきたりや信仰など古いものを描きながら、現代的なかっこいい男の子やおしゃれな女の子がでてきて、ミックスされていておもしろい。文章が描写が細かい。映像のように。 今まで自分は古いものがでてくる本はさけていて、でも読んだらおもしろくて、風景が見えてくる。今のことも混ざっていて、境界線がなくて読みやすかった。 眼鏡を外せるのは、変われるかなと思った。泉水子ちゃんがうじうじしている。野々村さん好き。車で送り迎えがかっこいい。 二巻で突然学園SFものみたい。巫女の装束で踊るのがかっこいい。 二巻まで読んでも、まだイントロだな、と感じた。泉水子ちゃんのうじうじにいらっとする。泉水子ちゃんがどうしたいのか、どうなるのかなぁ、と思ってる。本人はやる気がないのに、イケメンに囲まれていたり、特別待遇されるのが、同性として少し妬ましい。選ばれし少女で、読者の願望を満たしてくれる。 山の中から始まるけれど、お母さんが警視庁で、これから広がりがあるのかな。 二巻の学校の説明が印象的。自分は作品のモデルの学校に通っていたから、なじみやすかった。 真澄のキャラがおもしろい。 アルファベットのタイトルと酒井さんの絵の装丁が、内容をイメージしずらい。中身とギャップがある。この装丁は意図されたのか。 幅広い読者をとらえる。 映像化したらどう思う? コミック化とか? 周りの風景がみたい。実写の方がいい。 お話は、怖かった。 大成、雪政は人気が高い。出版社への読者の反応は、和宮が人気だった。女の子では真響。 漫画の「町でうわさの天狗の子」と設定が似ている。 ★みんなのおすすめ本。 ★本日の感想 みなさんに、参加した感想を書いていただきました。
終了時間が10分オーバーしてしまいました。ごめんなさい。でも、もうちょっと話していたかったかな……。 第二回の大人スタッフは、うさこ(会場提供の編集者)、さっちゃん(テーマ本担当編集者)、モグタン(YA読書クラブ世話人)、ありりん(YA読書クラブ世話人)、の4名でした。 今回は「朝日中学生ウイークリー」の取材で、記者さんに読書会を見学していただきました。 文責・梨屋アリエ |
第二回の募集にあたり、たくさんの皆様に告知のご協力をいただきました。ありがとうございましたm(_ _)m
第一回読書会★報告 2009年8月29日実施 『NO.6』シリーズ あさのあつこ
第一回読書会★報告
参加人数8名(12歳~19歳の男女)。大人スタッフ4名。合計12名で、本のお話をしました。
第一回目はこんなことを話し合いました♪ 流れ ★自己紹介では、「ニックネーム、学年、住んでいるところ、お話の中でなってみたい登場人物」を話しました。 なってみたい登場人物は…… ★『NO.6』シリーズについて 最初は、手塚治虫チックなのかなと思った。 ビーエル!? 写真が入っているのがちょっと怖い。 話の内容が怖くなって。特に沙布が捕まってから怖くなった。 ネズミかっこいい。イヌカシかわいい。赤ちゃんの シオンかわいい。羅史が好き。 題名を見ても内容がわからないし、ナイフで切りかかっている表紙なので、すぐに読む気持ちにならなかった。 ネズミと紫苑の会話が好き。グロいところは、ちょっと……。 途中までは好きだったけれど、ストーリーで謎を追うほうが好きだったので飽きてきちゃった。 周りからおもしろいから読めと言われていた。 一巻を読んでみて、つかみ所がないという感想をもった。不思議な本。 内容は新鮮じゃないけど、楽しい。 怖いから、人にすすめづらい本。 この本のようなエスエフと現実のお話の読者の壁はあるのかな。 あさのさんが書きたいのは、人物なのだろう。etc. ★『Fragile-こわれもの』について ビー玉を落とすシーンが鮮明に残っている。 ハードカバーと文庫のイラストでは、ハードカバーの絵のほうが好き。 横浜や、舞台がはっきりしている。知っている場所が書いてあった。 いろんな作家が書いているから、読書の幅を広げるのにいい。 ひとつのテーマでも、違う作家が書くと、いろいろあるのでおもしろい。 あとがきが気に入っている。ビー玉の表現が気に入った。 玉子丼がおいしそうだったので、食べてみた。 短編で、別の本に続いているところは、読んでみたい。 印象がどれもよかった。 石崎さんと令丈さんが好きで、これは読まねばと思った。お得感があった。読み初めて、好きな作家が増えました。 るりりに似ている子が身近にいる。 フィギュアを人質にされたことがあるので、その子の気持ちがわかる。etc. ★みんなのおすすめ本。 ★本日の感想 みなさんに、参加した感想を書いていただきました。
終了時間が15分オーバーしてしまいました。ごめんなさい。でも、もうちょっと話していたかったかな……。 第一回の大人スタッフは、ピノコ(会場提供の編集者)、ヒデ坊(テーマ本担当編集者)、モグタン(テーマ本担当編集者・YA読書クラブ世話人)、ありりん(YA読書クラブ世話人)、の4名でした。 文責・梨屋アリエ |
第一回の募集にあたり、たくさんの皆様に告知のご協力をいただきました。ありがとうございましたm(_ _)m